私が締切を守れない理由。②
前回触れた、イベント前後の私の行動を大まかに書くとこうです。
~イベント2日前~
本来なら印刷所へデータの納入を終えてなければいけない頃合です。
同じイベントに参加する人々は次々と納入を終え、締切から解放されたことをSNSで報告しています。
私は依然制作に追われていました。
進捗は、この時点で全体の50%ほど。
私は特段焦ることもなく、ドラマを流しながら作業していました。
~イベント前日~
SNSでは大半の人が締切から解放されていましたが、
仲間内で1人、私と同じく制作が遅れている人がいました。
彼女を仮にKさんとします。
Kさんの詳しい進捗状況はわかりませんでしたが、
それにもかかわらず、私は彼女がいることで安心していました。
自分と同じように作業が遅れている人がいる。
もしかしたら私のほうが進みが早いかもしれない。
私の進捗の方がマシかもしれない。
今考えるとなんの根拠もないのですが、その時は本気でこう思っていました。
ですがその後、Kさんはギリギリでデータを納入したことをSNSへアップし、
無事に締切から解放されます。
とうとう、私だけが最後に残りました。
~イベント当日~
最後に1人残されたことでようやく焦りのようなものを覚えた私は、
当日の朝方、イベントが開始されるギリギリまで作業を続けました。
当日でも対応してくれる印刷所を土壇場で見つけ、
本当にこれが最後の砦という締切に間に合うよう、必死に作業を続けました。
途中までは。
締切3時間前、なんと私は、悠長にシャワーを浴びていました。
自分で書いていてもびっくりです。
この時点での進捗は60%ほど。
当然最終締め切りにも間に合うわけがなく、
イベントは参加を見送ることになりました。
ちなみに、前回参加したイベントでも私は大幅な締切破りをしています。
こうして後から冷静になって考えると
どう考えても楽観的すぎるというか、
あまりにも受け入れがたい状況に対して、現実逃避をしているように思えます。
私はショックでした。
楽観主義、現実逃避…
そういう観点で考えると、
これまでの人生でしてきた失敗が、すべて説明できるような気がしたのです。
③へ続く